営業日誌　～日々是感謝

早速取り掛かりました。

床を剥がして見てビックリ。
床下は水浸し、白蟻は行列を組んで這っていると云うとんでもない状況です。

初回の訪問では、浴室入口側の床は、乗ると下がるので、
タイル張りの浴室では水が廻って土台はダメになっている。
その為に床が下がるのだろうと予想はしていたのですが、
流し台の横に設置された洗濯機の排水が悪く、
こんな状況になっているとは想像もしてませんでした。
奥様もビックリ。
やはり床を剥がして工事して良かったと言われてます。

その後は、洗濯排水を新たに外部へ引き直し、
床は大引きから交換、床用断熱材を敷込み、捨て張りをし、
仕上げのフロアー材は、ワックス不要のもので張り上げました。


素早い対応が我が社の特徴です、どうぞ安心してご相談下さい。

先日のお客様訪問で、久しぶりにご主人と会えることを楽しみに、
あるお宅にお伺いしました。
年始の訪問では、奥様が玄関先まで出て来られて、
ご主人はお休み中とのことで、お会いできなかったのです。

ところが訪問してみると―
奥様よりご主人は３ヶ月前に亡くなられたと言われるのです。
ビックリしました。
とてもお元気でしたし、よく都内に買い物も電車で行かれていました。

生前、ご主人から言われていたのは、
俺が先に逝ったら女房のことは頼む、
変な訪問販売などがやってくるが、松浦さんなら、女房も安心して出て来るだろう、
困ったことがあったら面倒見てやってくれ、と申されていたことです。

お線香をあげ、今迄の色んなエピソードをご家族と話して帰って来ましたが、
とっても残念な１日でした。

正しくはお客様ではなく、近所のビルの大家さんですが。
―と、申しますのも、お客様は不在が多く、
お伺いしてもなかなかお会いできないのです。
年末にカレンダーをお持ちした際には在宅だったのですが、
その後は何度かお伺いしても、お会いできておりません。

そんな様子を、その方がじっと見て頂いていたのでしょう、
「おたくはマメね」と言われました。
さらに「うちでやった業者なんて、終わってから一度も来てないわヨ」と言われます。

私共は屋根葺き替えと雨樋交換、外壁塗装工事をしたのですが、
ちょうど私共が終わる頃から、ご近所のビルのオーナーさんの所で外壁工事が始まったのです。
「お宅に外壁塗装を頼めば良かったけど、終わっちゃって残念ね」とのことでした。
とても嬉しく感じました。

私共では、まず１ヶ月以内に終了後の様子伺い、
その後は基本的に半年毎にお伺いするようにしております。

―と考えた場合、それは、商品や企業ではなく、
担当する者の態度や人間性ではないでしょうか。

例えば、どんなに１流のシェフが作った料理でも、
お店の人の態度が悪ければ、２度と来たいと思わないでしょう。
これと工事も同様で、大金を払って工事してもらっているのに、
職人が感じ悪ければ、もう２度と頼みません。

ただ、職人さんは本来社交性など全くと言ってないのが普通です。

そこで、私共では、担当が必ず１日１回は顔を出し、
お客様の不満や要望をお伺いするようにしていますし、且つ、
打ち合わせ通りに進んでいるかどうか、商品に間違いがないかなどを
確認するようにしています。

工事終了後は、１ヶ月くらいして訪問し、
問題ないかどうかもお聞きするようにしております。
その後は、年２回、年末か年始にご挨拶に伺ったり、
夏前後に行事のご案内などでご訪問させて頂いております。

私共は、工事させて頂き顧客となられたお客様については、
住まいに関するあらゆる問題についても対処しております。

例えば、水が漏れる、トイレがつまったなどのトラブルから、
網戸やガラスの交換などの細かなことまで―
私共の生涯顧客として、皆様が安心して暮らせるように、
努力しております。

多くのお客様が数社にお見積をお願いしておりますが、
安さだけで決めるのは良くないと思います。

何故なら、家電商品や車の様に、数年で買い替えられるならまだしも、
住宅は簡単に買い替えると云う訳には行きません。
良く検討してお選び頂きたいと思います。

私共の場合、こだわりがあります。

例えば、床工事では剥がして施工することを基本にしています。
剥がして見ると、束や大引が白蟻に食べられていることが良くあります。
単に綺麗する重ね張りでは安く済みますが、
その様な状況を正確に把握することは出来ません。

また、20年以上経ったものをそのままに放置すれば、
いずれダメになり、また工事となることは明白です。

壁も出来るだけ剥がして工事しています。
何故なら、古い断熱材は空気中の湿気を吸って断熱効果が低下していますし、
カビやダニの温床にもなり健康に良くありません。
ですから、新しい物と入れ替える様にしています。

また、柱がむき出しであれば、土台と柱、柱と梁などの緊結状況を確認でき、
危険と感じた場合は、筋交いを追加したり、新しい金物で緊結することで
耐震性が大幅に向上させることが出来ます。
その際、私共は耐震ダンパーなど高額な物を使うつもりは毛頭ありません。
新建築基準法に基づいた普通の金物で充分です。
決して高くはありません。

どうぞ安心してご依頼下さい。
よろしくお願い致します。